横浜・みなとみらい21(MM21)地区で保存・公開されている「帆船日本丸」が国の重要文化財に指定される見通しとなったことを記念して、日本丸と横浜みなと博物館が20日、入館を無料にする。
船の通信で使う国際信号旗をつなげてマストや船を飾りつける「満船飾」を披露する。小中学生を対象に帆船日本丸の帆を広げる「親子で体験!日本丸の帆をはろう!」も開かれる。
4月16日には市民ボランティアらが日本丸の全ての帆を広げる「総帆(そうはん)展帆(てんぱん)」や記念演奏会などのイベントが予定されている。
日本丸は船員養成のための練習船で1930年に神戸で建造され、84年9月に引退。翌年4月から日本丸メモリアルパークで保存・展示されている。
問い合わせは、帆船日本丸記念財団・JTBコミュニケーションデザイン共同事業体TEL045(221)0。