関東スチール、新入社員研修で「そば打ち」

電炉小棒メーカー、関東スチール(本社・茨城県土浦市、社長・岡山篤氏)は21日、新入社員の研修や地域交流を目的とした恒例行事「そば打ちの会」を開催した。4月入社の新卒3人が、地元の「大畑そば愛好会」の指導を受けながら約500食のそばを準備。午前11時半から社員や協力会社の従業員、地域の人々などに振る舞われた。同会に合わせて近隣の人々の工場見学も実施。同社を知ってもらう機会とした。

新入社員研修の「そば打ちの会」

 「そば打ちの会」は同社設立の翌年である1995年からスタート。そば打ちを通じ、新入社員に他者との協力や自発的な行動の必要性を学んでもらうことを狙いとする。また、地域住民との交流を深めることも大きな目的。

 新入社員は「力の加減が難しい。すぐにいびつになってしまう」と初めてのそば打ちに戸惑いつつも、黙々と作業に打ち込んでいた。

© 株式会社鉄鋼新聞社