オリ・マレーロ、異なる球種を驚愕3連発で“天敵”粉砕「勝てたこと1番大事」

オリックスのクリス・マレーロ外野手が、1人で天敵を粉砕した。13日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。相手の先発は、過去10戦9敗と未勝利だったバンデンハークだったが、驚愕の3打席連発を放ち、チームはオランダ人右腕から初勝利。試合後、ヒーローは「試合に勝てたことが1番大事。チームが勝てたし、しっかり捉えることが出来て嬉しい」と笑顔を浮かべた。

オリックスのクリス・マレーロ【写真提供:オリックス・バファローズ】

マレーロ「甘い球が来たらいこうと思っていた」

 オリックスのクリス・マレーロ外野手が、1人で天敵を粉砕した。13日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。相手の先発は、過去10戦9敗と未勝利だったバンデンハークだったが、驚愕の3打席連発を放ち、チームはオランダ人右腕から初勝利。試合後、ヒーローは「試合に勝てたことが1番大事。チームが勝てたし、しっかり捉えることが出来て嬉しい」と笑顔を浮かべた。

 2回先頭で打席に入ると、バンデンハークの真っ直ぐを左翼席に運び、先制の14号ソロ。同点とされた4回には無死二塁から、今度はカーブを捉えて左中間ホームランテラス席へ勝ち越しの15号2ランを放った。さらに6回には3ボール2ストライクからの6球目、右腕のスライダーを捉え、左中間席へ、ダメ押しの16号ソロを放り込んだ。

 先制、勝ち越し、ダメ押しの効果的な3発。しかも、3本塁打全てが違う球種を捉えたもの。ただ、配球を読んでのものではなかったようで、マレーロ自身は「特に狙ったわけではなく、甘い球が来たらいこうと思っていた」とし「何かアプローチを変えたというよりも、今日はバンデンハークが今までのようなベストのピッチングではなかったのかなと思う」と、自身初という3打席連発の大当たりの1日を振り返っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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