CS開幕前日、西武&楽天4選手が意気込み 相手を脅威に感じる点は? 

「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ開幕を控え、13日にメットライフドームで共同記者会見が行われた。この記者会見には埼玉西武の浅村、秋山、楽天の嶋、銀次が出席し、意気込みなどについて次のように語った。 

共同記者会見に出席し握手を交わした西武・浅村(左)と楽天・嶋【写真:(C)PLM】

浅村、秋山、嶋、銀次が会見に登場 

「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ開幕を控え、13日にメットライフドームで共同記者会見が行われた。この記者会見には埼玉西武の浅村、秋山、楽天の嶋、銀次が出席し、意気込みなどについて次のように語った。 

――クライマックスシリーズへ向けた意気込みはいかがですか。 

浅村「ライオンズはクライマックスシリーズの出場が4年ぶりということで、本当にワクワクしています。それと同時に、簡単に勝てる相手ではないので、一球一球を大事に勝負していきたいと思います」 

秋山「4年ぶりの出場となりますが、若い選手が多く、リーグ戦とは違う緊張感の中で出場できる喜びもあると思います。とてつもない緊張感に襲われることもあるかと思いますが、チーム一丸となって上に上がっていきたいと思っています」 

嶋「楽天イーグルスとしては2013年以来のクライマックスシリーズ。3位からの出場ということで、選手が一丸となって怖いもの知らずの気持ちでいくだけだと思っています。チームの雰囲気、一つとなることが大事だと思いますので、明日からの戦いでそういう点を見ていただければと思います」 

銀次「ライオンズさんはとても強いチームだと思っています。挑戦者の気持ちをしっかり持って、熱い戦いを見せられればいいなと思っています」 

――ポストシーズンを勝ち抜くのに大切なことはどのようなところにあると思われますか。 

秋山「短期決戦なので、調子の良し悪しよりもチームが一つになってまとまって戦うことが大事だと思っています」 

浅村「同じく、チームが一つになって戦わないといけないと思っています」 

嶋「やはり、秋山選手、浅村選手もおっしゃっていましたが、チームがとにかく一つになり、全員で戦うということだと思います」 

銀次「とにかく気持ちです」 

楽天は「点が入る時の雰囲気の作り方がうまい」 

――お互いのチームの脅威だと思うところはどこでしょうか。 

秋山「イーグルスさんは点が入る時の雰囲気の作り方がうまいと感じていますので、そのまとまりが一番の脅威かなと感じています」 

浅村「先発陣が良く、中継ぎも後ろのピッチャーもいいですし、打者もいい選手が多いので、総合的に良いチームだなと思っています」 

嶋「僕はキャッチャーという目線で打線を挙げると、色々な攻撃パターンがあり、足を使えて、ホームランが打てる打者も揃っています。ファウルで粘ってフォアボールを勝ち取り、足でかき乱すなど、色々な攻撃ができるチームなので、色々なところに気を遣って注意しなければいけないチームだと感じております」 

銀次「ここぞというときの一発だと思っています。そこが一番脅威に感じています」 

――脅威と思われる点を踏まえたうえで、チームとしてどんな野球をしたいか。または個人でどんなプレーを見せたいかを教えてください。 

秋山「チームに貢献できれば個人の成績は関係ないと思っているので、チームを鼓舞するプレーや、打席の姿を見せられるようにやりたいです。チームとしては2位、3位の順位とか関係なく、とにかく上を目指すつもりで目の前の相手を倒すという気持ちだけを持ってしっかりやりたいと思います」 

浅村「ポストシーズンでこれまでの順位などは全く関係ないと思うので、とにかく一つずつ大事に戦っていきたいと思います」 

嶋「メットライフドームを非常に苦手としており、明日の先発が予想されている菊池投手も苦手としています。短期決戦になればシーズンとは別のものと思って戦わないと勝てないと思っていますので、バッテリーで最少失点にしのいで勝機を見出したいと思います」 

銀次「一球一球、しっかりと集中してやっていきたいと思っています」 

 すでに予告投手は埼玉西武が菊池、対する楽天が則本と発表された。パ・リーグでは初戦に勝利したチームが全て勝ち上がっているクライマックスシリーズ。初戦を制するのはどちらのチームか。まずは13日13時から始まる第1戦に注目したい。 (「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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