【MLB】まさに“反則級”…マチャド、三塁時代の“鬼肩”送球が改めて話題「欠かせない」

凄まじい強肩で“獲物”を仕留めるオリオールズのマニー・マチャド【写真:Getty Images】

2016年に見せた驚異的な送球は「輝かしいプレー」

 今季から遊撃に“復帰”するオリオールズのマニー・マチャド内野手が、2016年に三塁手として見せた超美技が改めて話題となっている。その強すぎる肩は、もはや“反則級”。MLB公式サイトのスペイン語版ツイッターが「欠かすことのできないプレー」と動画付きで紹介している。

 メジャーデビュー後は主戦場となっていた三塁で、数々の驚異的なプレーを見せてきたマチャド。2016年9月3日のヤンキース戦で見せたスローイングも衝撃的だった。

 1点リードの5回2死一塁で迎えた場面。ヤンキースのガードナーが、三塁線へと切れていくゴロを打った。マチャドは三塁ベース後方で逆シングルで打球を掴むと、ファウルゾーンギリギリから一塁へ送球。逆方向に流れながらの苦しい体勢だったが、いつもどおり“サイドスロー”でボールを投げた。

 相手はメジャーでも有数のスピードを誇るガードナー。しかし、十分な体勢ではなかったはずのマチャドの送球は力強く、ダイレクトで一塁手デービスのグラブに到達。当初はセーフと判定されたものの、オリオールズのショーウォルター監督がチャレンジし、ビデオ判定の結果、アウトへと覆った。

 圧倒的な強肩ぶりを見せつけたプレー。現在、MLB公式のスペイン語系ツイッターでは、中南米選手の美技を振り返る企画を行っており、「”防衛大臣”マニー・マチャドによるこの輝かしいプレーを欠かすことはできない」という一言を添えて、この動画を紹介している。

 ノーラン・アレナド(ロッキーズ)とともに、メジャーを代表する三塁手としてファインプレーを連発してきたマチャド。今季は“本職“の遊撃に復帰するが、どんなプレーを見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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