きょう19日(木)は、全国的に晴れて気温が上がり、暖かな春を感じられそうだ。けさの最低気温は10℃前後のところが多いものの、日中は20℃を超えて、東海から西では25℃の夏日に届くところもある見込み。朝との気温差が大きいため、調整のしやすい服装をおすすめしたい。

日中は全国的に平年より高い気温に

　日中の予想最高気温は、各地平年よりも高く、5月並みのところが多い見込み。東京はきのうの日中の気温より6℃高い予想となっている。

＜19日（木）の予想最高気温＞
札幌　19℃（5月下旬並み）
仙台　18℃（5月上旬並み）
新潟　21℃（5月中旬並み）
東京　22℃（5月上旬並み）
名古屋　25℃（5月下旬並み）
大阪　24℃（5月中旬並み）
広島　23℃（5月上旬並み）
福岡　23℃（5月上旬並み）
鹿児島　24℃（5月上旬並み）

濃霧やにわか雨に注意が必要な地域も

　19日（木）午前5時現在、北日本や北陸・関東の東の地域を中心に濃霧注意報が発表されている。昼前にかけて見通しの悪い状況が続くおそれがあるため、交通障害等に注意が必要だ。

　また、北海道と埼玉や栃木の一部では夜、にわか雨が降る予想となっている。折りたたみ傘を持って出かけると安心だ。

日曜日は関東内陸部を中心に真夏日予想

　日本列島は週末にかけて高気圧に覆われて晴天が続く見通しで、日に日に気温があがる予想となっている。特に22日(日）は甲府や熊谷など関東の内陸部を中心に30℃以上の真夏日となる可能性がある。
　そのほか、東北南部から九州・沖縄にかけての広い範囲でも25℃を超える予想となっていて、東京の日曜日の予想最高気温は28℃だ。

　週末は晴れて行楽日和となるものの、まだ暑さに身体が慣れていないため、水分補給や頻繁に休憩を取るなど、体調管理にはより一層の注意が必要だ。（気象予報士・野口琢矢）