茅ヶ崎市:海沿い「サイクリングロード」再開 夏までに完全復旧目指す 茅ヶ崎市

修繕後(上)と修繕前のサイクリングロード

 市内白浜町沿岸部の国道134号自転車歩行者専用道路・通称「サイクリングロード」がこのほど利用を再開した。景観を元通りにするための養浜作業は、観光シーズンを迎える今夏まで継続する予定だ。

 昨年10月下旬に発生した台風21号の影響により、記録的な波浪の被害を受けたサイクリングロード。菱沼海岸の茅ヶ崎海岸しおさいの森南側や白浜町の排水路東側など、ヘッドランド東側約600mにわたって一部が崩落・破損し、立ち入り禁止となっていた。台風通過後の11月から神奈川県藤沢土木事務所(汐見台庁舎)が復旧にあたり、約5カ月かけて砂を継ぎ足す養浜作業や土のうによる補強を実施。安全が確保できる段階まで工事が完了し、3月末に利用を再開した。

 同事務所の細川順一課長は「サイクリングだけでなくサーファーやランニングをする人など、地元の方々に愛されているサイクリングロード。安全に注意してもらいながらも今まで通り利用してほしい」と呼びかけた。

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