トヨタの5大陸走破プロジェクト第5弾「もっといいクルマづくり」に向けてランクルがアフリカ走破

トヨタ, 5大陸走破プロジェクト 第5弾 「もっといいクルマづくり」に向けて、アフリカの道を知る

5大陸走破プロジェクト、2018年はアフリカへ

トヨタ自動車は5大陸走破プロジェクトとして、2014年のオーストラリア、2015年の北米、2016年の南米、2017年のヨーロッパに続き、2018年は面積・人口共に世界第2位のアフリカ大陸を走破すると発表した。

さらに今回はスズキ、日野自動車、トヨタ車体もプロジェクトに参画。アフリカ特有の文化や風土、過酷なクルマの使用実態を感じることで、「もっとお客様のニーズを知り、将来のアフリカでのクルマの在り方を考える」ことをテーマに走る。

5大陸走破プロジェクトとは

TOYOTA GAZOO Racingの活動の一環として、グローバルトヨタ及び関連会社の従業員が自らステアリングを握って、現地ユーザーが日常的に使用する道を走ることで、「もっといいクルマづくり」を担う人材の育成を目指す。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をマイルストーンとし、継続的な活動を実施する。

2018年 アフリカ走破概要

■時期:2018年8月末から11月初旬

■走破国:東アフリカと南部アフリカ(タンザニア、ジンバブエ、ザンビア、ボツワナ、ナミビア、レソト、南アフリカ)の7ヶ国に加え、現地ディストリビューター主体のチームが他地域も走行予定

■距離:約15,000km(予定)

■走破路:一般生活道路に加え、未舗装路、高地山岳路、サファリ、砂漠などのアフリカ特有の道

■走破車両:ランドクルーザー、ハイラックス、フォーチュナーなど4x4車両を中心に構成

■参加メンバー構成:トヨタ、スズキ、日野自動車、トヨタ車体の従業員約80名からなる混成チームを編成

豊田社長コメント

「もっといいクルマをつくるトヨタになりたい。そのためには、もっと、世界の道を知る必要がある」

その想いで2014年から始めてきた5大陸走破プロジェクトは、これまで89,000km、350日、480人の従業員が、豪州、米州(北米、南米)そして欧州の3つの大陸を走破してまいりました。

彼らは、普段の業務から離れ、世界の道で、時には厳しい自然環境の中で、自らステアリングを握り、さまざまな道と対話をしてきました。そこで学びとった多くのことを、各々の職場に持ち帰り、「お客様に笑顔になって頂けるもっといいクルマづくりとはなにか?」を追求し続けてくれています。このプロジェクトを通じて、そんな仲間が増えていっていることを、大変頼もしく感じています。

今年は、アフリカの道を走ります。

アフリカにおいてクルマは単なる移動手段ではなく、生活をしていくため、そして命を守るため、欠かせない存在になっていると、かつて現地の道を走りながら感じたことがあります。

人々にとって、本当に求められる“愛車”とはどんなものなのか?クルマが人々にもたらす笑顔はどのようなものなのか?アフリカの道とクルマとだけ向き合う日々の中で、クルマが、どのように、そして、どれだけ必要とされているか…

そんな“クルマの持つ力”をメンバーが感じとり、もっといいクルマづくりの気づきとして持ち帰ってきてくれることを期待しています。

また、今回は、私どもトヨタ自動車だけではなく、スズキ、日野自動車、トヨタ車体のメンバーにも参画いただき、一緒にアフリカの地を走ります。

各々の会社は、それぞれが培ってきた得意な領域を持っています。

同じ道を走り、ひとつのチームとして困難に直面した時、それまで知り得なかったことをお互いで学び合うことができれば、もっと深くアフリカの道を知ることができると信じています。

もっといいクルマをつくりたい…、クルマを愛のある楽しい存在にしていきたい…この想いを共にするメンバー達が道から多くを学び、安全に、健康に、戻ってきてくれることを願っています。

そして、一緒に、もっといいクルマづくりを進めていけることにワクワクしています。

過去の走破概要

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