6日は広島原爆の日

被爆者の平均年齢80歳超

画像 70年前に被爆した路面電車の車両が、いまも広島市街を走っている。焦土と化した原爆ドーム(右奥)周辺は、ビルがひしめき木々の茂る街へと変わった。被爆体験の継承を訴えかけるように車輪の音を響かせながら、「被爆電車」は走り続ける=5日午前画像 原爆ドーム前でちょうちんに火をともし、犠牲者を追悼する家族連れ=5日夕、広島市 広島は6日、被爆から70年の「原爆の日」を迎えた。爆心地に近い広島市中区の平和記念公園では、午前8時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、広島市の松井一実市長は平和宣言で「絶対悪」である核兵器の廃絶を呼び掛ける。

 被爆者は平均年齢が2015年3月末時点で80・13歳となり、高齢化が進む。それに伴い、広島市が養成を進めてきた「被爆体験伝承者」が4月から新たな「語り部」として活動を始めるなど、体験を語り継ぐための取り組みが行われている。

 松井市長は宣言に「広島をまどうてくれ(元通りにしてくれ)」という被爆者の悲痛な叫びを盛り込んだ。

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