老後資金、運用で2・6倍の開き

格差深刻化も

 サラリーマンの老後資金に資産運用の有無で約2・6倍の開きがあることが15日、フィデリティ投信(東京)の調査で分かった。中高年の年収は低下傾向にあり、手元資金を株式投資などに回す余裕のない層が増えた。近年の株価上昇の陰で老後の格差が深刻化する懸念が強まっている。

 調査は会社員と公務員を対象にネットで実施し、1万2177人から回答を得た。資産を運用している人の準備している老後資金が平均1320万円だったのに対し、運用していない人は499万円。

 運用している人の平均年収は603万円、運用していない人は426万円で、高年収ほど運用に積極的な傾向も示された。

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