海のセシウム、台風で拡散か

毎年秋に濃度上昇

画像 放射性セシウムの観測点、福島第1原発 東京電力福島第1原発から南東約100キロの茨城県沖の海中で、放射性セシウムの濃度が毎年9月ごろに上昇しているとの観測結果を海洋研究開発機構の本多牧生上席技術研究員らのチームが18日付の米化学会学術誌に発表した。放射性セシウムを含んだ沿岸の浅い海底の堆積物が台風の影響で巻き上がり、沖合に向かって流されているとみられるという。

 チームは2011年7月から14年7月に、観測点の水深500メートルと千メートルで、微小な粒状の物質を捉える装置を設置。集まった物質を回収して分析した。

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