血管肉腫の原因遺伝子特定

熊本大など、特効薬期待

画像 研究成果について説明する熊本大大学院の神人正寿准教授=10月26日、熊本市 皮膚がんの一種で、主に高齢者の頭、顔にあざや赤みなどが現れる「血管肉腫」を引き起こす遺伝子の異常を、熊本大大学院の神人正寿准教授らの研究グループが突き止めた。現状では治療が難しく、グループは簡単な診断方法や特効薬の開発に役立つとしている。1日付の米医学誌電子版に発表した。

 血管肉腫は、打撲といった外部から刺激が誘発するとも言われる。がんであることを見逃しやすい上、進行が早く、リンパ節や内臓に転移する。

 グループは今回、患者25人を調査。うち9人は「NUP160」と「SLC43A3」という本来は別々の遺伝子が異常に融合していることを確認した。

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