超大質量ブラックホールが影響する爆発的星形成

ハッブル宇宙望遠鏡は、おとめ座にある渦巻銀河「M61」を鮮明に捉えています。

NGC 4303」としても知られるこの銀河は、直径約10万光年という我々の天の川銀河に匹敵する規模であり、最大で2000もの渦巻銀河や楕円銀河から構成される「おとめ座超銀河団(Virgo Supercluster)」に属しています。

また、「M61」は太陽よりも質量の大きい恒星を短期間で次々に生み出しているスターバースト銀河であるとされ、この爆発的な星形成は中心部に位置した超大質量ブラックホールも影響を与えているといいます。

この画像は、現在は ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」を用いて可視光・紫外線・赤外線で撮影したものです。

Image Credit:ESA/Hubble & NASA
Acknowledgement: Det58
■A hungry starburst galaxy
https://www.spacetelescope.org/images/potw1417a/

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