ヴェガロケットが地球観測衛星「PRISMA」打ち上げ

ESA(欧州宇宙機関)は2019年3月21日、「ヴェガ」ロケットを打ち上げました。ロケットには地球観測衛星「PRISMA」が搭載されていました。

今回の打ち上げは、ギアナ宇宙センターから実施されました。またヴェガにとっては、2019年における3回目、そして2012年にギアナ宇宙センターから打ち上げが初められてからは12回目の打ち上げとなります。

そして、イタリア宇宙機関によって開発されたPRISMAは太陽同期軌道にて稼働。地球環境のモニタリング、資源の管理、環境汚染や作物の育成状況などの情報をもたらします。

イタリア宇宙機関は2017年のミッション発表時に、「今回のミッションは大気や生物圏、水圏における相互作用と、地球気候の変化や人間活動の影響の観測に役立つ」との声明を出しています。

Image: アリアンスペース
■Vega Rocket Launches Earth-Watching PRISMA Satellite for Italy
https://www.space.com/vega-rocket-launches-prisma-earth-satellite.html
文/塚本直樹

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