甘粕正彦が一葉に心寄せる

雑誌「女性満洲」に寄稿

画像 無政府主義者殺害について記者会見する甘粕正彦(中央)=1926年11月3日、東京・神田(日本電報通信社撮影) 無政府主義者の大杉栄らを殺害した「甘粕事件」で知られ、旧満州(中国東北部)で「満州映画協会(満映)」理事長を務めた甘粕正彦(1891~1945年)が、現地で発行されていた雑誌「女性満洲」に寄稿したエッセーを、文芸評論家の西田勝さんが見つけた。作家の樋口一葉(1872~96年)の日記を全集で読み、その生き方に心を寄せ「崇高なる姿を愛する」などと記している。6日発売の文芸誌「すばる」(2月号)に、西田さんの解説付きで再録される。

 甘粕は元憲兵大尉。関東大震災直後、大杉らを殺害、服役した。その後、満州事変のさまざまな工作に関わったとされる。

あなたにおすすめ