がん粒子線治療、全額保険適用へ

小児と骨、有効性確認で厚労省

2016/1/14 20:06

 厚生労働省の先進医療会議は14日、医療費の一部で保険適用が認められているがんの粒子線治療について、小児がんの陽子線治療と手術が難しい骨のがんの重粒子線治療は有効性が示されたとして、全額の保険適用が適当だとの意見をまとめた。

 対象の粒子線治療は、中央社会保険医療協議会(中医協)の議論を経て、4月から保険適用となる見通し。

 日本放射線腫瘍学会は昨年12月、頭頸部のがんや、大きさが5センチ以上の大きな肝がん、手術が難しい肺がんについても、全額を保険適用にするよう求めていたが、先進医療会議は有効性がまだ明確ではないとして、保険適用を見送った。