オリ新助っ人ジョーンズ、2桁本塁打は最低ライン? ファンが期待する「HR・打点数」

オリックスのアダム・ジョーンズ【写真:荒川祐史】

「本塁打」は30本、「打点」は100打点に最多得票

 今季からオリックスに加入した超大物助っ人のアダム・ジョーンズ外野手。メジャー14年間で通算1939安打(MLB現役9位)、282本塁打(MLB現役16位)をマークし、守備でも4度のゴールドグラブ賞を受賞。オールスター戦に5度選出されるなど桁違いの実績を誇る大砲にファンが寄せる期待は大きい。

「Full-Count」では2020年3月4日から8日にかけて、「アダム・ジョーンズ外野手に期待すること」とのテーマでアンケートを実施。「期待する本塁打数」、「期待する打点」、「期待すること」の3項目でファンの声を集計した。今回のアンケートには計579票の有効投票が集まり、改めてジョーンズへの期待の大きさが明らかとなった。

「本塁打数」では、30本に132票(22.8%)と最も多く票が寄せられた。次いで40本で102票(17.6%)、35本に96票(16.6%)の順で票を集めた。中には13年にウラディミール・バレンティン外野手(現ソフトバンク)が記録した60本塁打を超える61本塁打という数を期待する声も。1番少ない本数を予想した回答でも10本とファンの期待としては2桁は最低ラインのようだ。

「打点」部門では、100打点に200票(34.5%)もの票が集まった。次いで120打点と90打点に61票(10.5%)ずつの得票だった。50打点以下への投票を合わせてもわずか11票(1.9%)と打点においてもファンが求める期待の高さがうかがえる。

ジョーンズにはリーダーシップを期待する声が、吉田正を助けてほしいの声も…?

 最後に「ジョーンズに期待することは」の項目へ寄せられた回答を紹介する。

「バファローズを優勝に導いてください!」、「チームの精神的主柱」、「リーダーシップ」など、チームの“リーダー”として引っ張っていってほしいという声が多く寄せられた。また、「本塁打王」、「打点王」、「華麗な守備」などメジャー仕込みのその実力を発揮してほしいとの意見も多い。

 さらには、「吉田正尚選手を支えて欲しい!」、「吉田正尚選手へのマークを減らせるように頑張ってください!」など昨季打線を牽引した吉田正の“負担”を少しでも軽減できるようにとの願いが込められた意見も多く集まった。

 ジョーンズはここまでオープン戦では20打数2安打1本塁打、打率は.100と結果は出ていない。しかし、唯一放った本塁打は“さすが”の一言に尽きるバッティングだった。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となった日本プロ野球。例年よりも遠のいた開幕へ向けどのように照準を合わせてくれるのだろうか。(Full-Count編集部)

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