【MLB】イチロー氏は「感情を見せなかった」 元同僚キャメロン氏が現役時代を回顧

現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】

2001年から3年間イチロー氏と同僚だったマイク・キャメロン氏

 昨年3月21日に東京ドームで行われたアスレチックス戦で現役を引退したマリナーズのイチロー氏。現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターとして、現役選手たちの指導にあたっている。

 引退後は指導者となったイチロー氏を、現役時代にマリナーズの元チームメートで現在、特別指令コーチを担うマイク・キャメロン氏が絶賛している。地元メディア「710 ESPNシアトル」がオンラインインタビューを行い、レポートしている。

「マイク・キャメロンがイチローとグティエレスと一緒に指導すること、マレックス・スミスを助けることについて語る」との見出しで伝えられた記事。イチロー氏がマリナーズに加入した2001年から3年間チームメートだったキャメロン氏は「イチロー、彼は野球のユニホームを着た踊るバレリーナのようだよ。滑らかで俊足で、何でもできたけど、感情を見せなかったね。いつも僕たちは彼から感情を引き出そうとしていたよ」と称賛し、当時を振り返る。

 現在は同じ指導者としてマリナーズで働く2人。キャメロン氏はイチロー氏の打つノックについて「イチローのような人が打ってくれるなんて素晴らしいよ。彼はスコット・サービス(監督)が打ってほしいところに正確に打つんだ。それ自体も素晴らしいね」と絶賛している。日米通算4367安打のヒットメッカーはノッカーとしても優秀なようだ。(Full-Count編集部)

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