右手小指骨折のグラシアル、5月中旬にもキューバで練習再開へ「100%回復した」

ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル【写真:荒川祐史】

キューバを発着する国際線は5月も欠航予定、グラシアル&デスパイネの再来日は早くても6月か

今冬に参加していたキューバの国内リーグで右手小指を骨折し、母国でリハビリを続けているソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手が、5月中旬にも打撃や守備練習を再開予定であることが明らかになった。キューバ人選手の情報を扱うインターネットメディア「プレイオフマガジン」のレニエル・ゴンサレスJr.記者が27日(日本時間28日)、自身のツイッターでグラシアルのコメントを掲載した。

ゴンザレス記者のツイッターによると、グラシアルは「ケガは100%回復した。今後、まだ2週間リハビリを続けなければならないが、15日後にはスイングやゴロ捕球を始める」と話したという。再来日について、同記者は「まだはっきりしていない」としている。また、キューバサイト「JIT」もグラシアルの患部の回復は順調で「腫れや痛みはない」と報じている。

グラシアルはアルフレド・デスパイネ外野手、リバン・モイネロ投手とともに、3月下旬に米国で開催予定だった東京五輪米大陸予選に出場するため、3月上旬に離日。合宿を行うメキシコでキューバ代表に合流する予定だったが、予選が延期されたことでメキシコからキューバに帰国していた。すでにモイネロは再来日しているが、右手首を痛めているデスパイネもキューバに滞在している。

現在、コロナ禍の影響で、キューバを発着する国際線の全ての定期便がストップしており、国内では外出自粛が続いている状況。5月も近隣諸国へのフライトは軒並み欠航予定で、2人の再来日は早くとも6月以降となりそうだ。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2