鷹、予定通り3日に仙台へ ファーム施設利用者は陰性、三笠GM 「1軍の活動問題ない」

ソフトバンクの三笠GMがオンライン会見で検査状況などを説明【写真:福谷佑介】

感染の可能性があったファーム施設を利用する1軍選手、スタッフ7人は陰性

ソフトバンクは2日、長谷川勇也外野手の新型コロナウイルス感染を受けて三笠杉彦GMがオンライン会見を行った。この日、PayPayドームとファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」で選手、スタッフのPCR検査を実施。チーム全体に先んじて1日夜にPCR検査を受けていたファーム施設を利用する1軍選手、スタッフ7人が陰性判定を受けたことを明らかにした。

ファーム施設利用者が陰性だったことで1軍の監督、コーチ、選手、スタッフにへのファーム施設を経由した感染の可能性はないと判断。三笠GMは「1軍の活動については問題はないと考えている」と説明し、4日からの楽天戦に向けた3日の移動は予定通り行うとした。2日のPCR検査の結果は仙台への移動開始までに判明する予定という。

1日に感染が判明した長谷川はファームで調整中で28日からタマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグ阪神戦にも出場していた。ファーム選手との接触の可能性はあることから、全選手のPCR検査の結果が判明するまでファームの活動は停止する。なお、2日にファーム選手1名が発熱の症状を訴えているという。

陰性判定を受けた寮生の1軍選手は1日の試合後から筑後の「若鷹寮」には戻っていない。3日から遠征に出発するため、1日以降、ファーム施設での接触はない。4日からの由宇でのウエスタン・リーグ広島戦については広島側と協議中とした上で、三笠GMは「火曜の実施は難しいと考えていると話している」と語っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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