【MLB】元阪神&日ハム勢がメジャーで躍動 バース、ジョンソンらここまでの元助っ人たち

ブルージェイズのアンソニー・バース【写真:Getty Images】

ドリスは3ホールド&防御率3.00、マーティンは1ホールド1セーブ&防御率2.25

7月23日(日本時間24日)に約4か月遅れで開幕したメジャーリーグ。今季は60試合制で行われる異例のシーズンとなっている。そんな中、NPBで活躍して逆輸入された元助っ人たちの活躍が目立つ。ここではメジャーの舞台で躍動する元助っ人たちを紹介したい。

○アンソニー・バース投手(ブルージェイズ・元日本ハム)
6試合0勝0敗2ホールド3セーブ 防御率0.00

○ラファエル・ドリス投手(ブルージェイズ・元阪神)
6試合0勝0敗3ホールド 防御率3.00

ブルージェイズの勝利の方程式を担うバース&ドリスはここまで安定した成績を残している。特にバースは離脱中の守護神ジャイルズの代役を務めて6戦無失点。ブルージェイズには今季から山口俊が加入したこともあり、2人には注目が集まりそうだ。

○クリス・マーティン投手(ブレーブス・元日本ハム)
4試合0勝1敗1ホールド1セーブ 防御率2.25

○ピアース・ジョンソン投手(パドレス・元阪神)
5試合1勝0敗 防御率1.80

日本ハムでバースとともに活躍したマーティン。阪神でドリスとともに活躍したジョンソンも結果を残している。オフにブレーブスと2年総額1400万ドル(約15億円)で再契約したマーティンは、開幕戦でいきなり負け投手になってしまったがその後は3戦無失点。今季からメジャー再挑戦のジョンソンは787日ぶりの白星を手にするなど、防御率1.80と好投している。

ロドリゲスは1199日ぶりホールド、グリエル兄弟はともに主力として活躍

○ジョエリー・ロドリゲス投手(レンジャーズ・元中日)
2試合0勝0敗1ホールド 防御率6.75

○ウェイド・ルブラン投手(オリオールズ・元西武)
3試合3先発1勝0敗 防御率6.91

昨季のセ・リーグ最優秀中継ぎ投手に輝きレンジャーズに加入したロドリゲスは、8日(日本時間9日)のエンゼルス戦でトラウトを三振に斬るなど好投。1199日ぶりのホールドを手にした。また、元西武でメジャー復帰5年目を迎えたルブランは、開幕ローテーション入りして3試合に先発している。

○ユリエスキ・グリエル内野手(アストロズ・元DeNA)
14試合2本5打点 打率.250 OPS.749

○ルルデス・グリエルJr.内野手(ブルージェイズ・元DeNA)
11試合1本3打点 打率.275 OPS.727

野手ではDeNAで活躍したユリ・グリエルとDeNAと契約したものの来日はしなかったルルデス・グリエルJr.の兄弟がレギュラー出場。昨季、打率.298、31本塁打とキャリアハイの好成績を残した兄だけではなく、弟も実力を伸ばしている。また、元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手は右前腕手術でIL(負傷者リスト)入りして今季絶望。同じく元巨人でレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手は3試合に出場して無安打となっている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2