ヤンキース、レイズは6日からサンディエゴで行われる地区シリーズに臨む
ヤンキースとレイズはリーグ優勝決定シリーズ進出をかけて、5日（日本時間6日）から地区シリーズ（5回戦制）で激突する。すでに両軍の選手たちのバトルが繰り広げられているようだ。新型コロナウイルスの影響を受け、地区シリーズからは中立地で開催。ヤンキース、レイズはパドレスが本拠地とするサンディエゴで対戦するが、同じホテルをチーム宿舎としているようだ。
大リーグ公式サイトは「気まずい！ ヤンクスとレイズは同じホテルに宿泊している」との見出しを打って報道した。田中将大投手が今季初勝利を挙げた9月1日（同2日）の試合で、守護神チャップマンが投じた100.5マイル（約161.7キロ）が打者・ブロソーへの頭部付近へ。試合後に両軍がベンチから飛び出す一触即発の事態となっていた。記事では、レイズのキアマイアーが「私たちは彼らのことが好きじゃない」とコメントすると、ヤンキースのガードナーも「おそらく同じ気持ちだ」と応戦。戦前から闘志むき出しのバトルとなっているようだ。
両軍の宿舎は大リーグ機構と選手会が選んだものだという。ブーン監督は記事で、「私たちはチャンピオンになりたい。そして私たちの前にそのチャンスがあることを知っている。『あいつがあんなことを言った』というような張り合いにとらわれしまうことは気を散らすことに繋がりかねない」と話し、ヤンキース選手代表のブリットンも「フィールド上での競争が全てで、私たちはともに情熱的なチームだ。ホテル内で何か問題が起こるとは思っていない」とコメントしている。野球での熱いバトルを期待したいところだ。（Full-Count編集部）
