縄文土器にゴキブリ卵の跡

熊本大教授「起源研究へ寄与」

2016/2/8 22:04

画像 ゴキブリの「卵鞘」のレプリカの電子顕微鏡写真(熊本大小畑弘己研究室提供) 熊本大の小畑弘己教授(東北アジア先史学)らの研究グループは8日、宮崎市の本野原遺跡で発掘された縄文土器片からゴキブリの卵の跡を発見したと発表した。中国原産とされているクロゴキブリとよく似ており、小畑教授は「船を通じて伝わった可能性もあり、日本のゴキブリの起源に関する研究の参考になる」と話す。

 約4300年前と約4千年前と推定される土器片各1個から卵が複数入った「卵鞘」の跡が見つかった。屋内で土器をつくる際にまじったとみられ、小畑教授は「当時の生活環境をより詳しく知るための手掛かりにもなる」と述べる。