iPSで「新型」免疫細胞

京大作製、がんを直接攻撃

2016/2/10 02:02

画像 iNKT細胞から作製したiPS細胞(上)を使って作り出した「再生iNKT細胞」(下)(京都大iPS細胞研究所提供) 人の体内で他の免疫細胞の働きを高める「インバリアントナチュラルキラーT細胞」(iNKT細胞)から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、新たなタイプの免疫細胞を作り出すことに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが9日付の米科学誌電子版に発表した。

 新型の免疫細胞は「再生iNKT細胞」で、がんを直接攻撃したり免疫機能を高めたりする。

 チームによると、がん患者の体内ではiNKT細胞の数が減ることが多い。iPS細胞を活用すれば大量の再生iNKT細胞を作り出せ、新たながん治療法の開発が期待できるという。