弥生銅剣にサメの絵、鳥取

全国初、鋳造後に刻む

画像 鳥取県立博物館が所蔵する弥生時代の銅剣に彫られたサメの絵。鋭利な道具を用いて描いたと見られる絵は長さ2・3センチの流線形で、サメに特徴的な二つの背びれや、胸びれ、腹びれが表されている=奈良市の奈良文化財研究所。下は写真説明の図解 鳥取県立博物館が所蔵する弥生時代の銅剣に彫られたサメの絵があることが分かり、県立公文書館などが10日、発表した。鋳造後に絵を施した青銅器が確認されたのは国内初。銅剣は祭祀に使われたとされ、公文書館は「銅剣を使った祭祀に迫る重要な発見」としている。

 山陰地方では、青谷上寺地遺跡(鳥取市)などでサメを表現した弥生時代の土器や木製品が集中的に出土しており、公文書館は「極めて地域色の強い祭祀があったと考えられる」と指摘する。

 公文書館によると、銅剣は全長42センチで、形や金属の成分分析から弥生時代中期中ごろ(紀元前2世紀)の製作とみられる。

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