台湾地震、死者は116人

不明1人、捜索打ち切り

2016/2/13 20:21

画像 がれきの撤去作業がほぼ終了した高層集合住宅の倒壊現場=13日、台湾南部・台南市(共同) 【台南共同】台湾南部地震で最大被災地となった台南市の頼清徳市長は13日記者会見し、死者が計116人になったと発表した。倒壊した市内の高層集合住宅近くに住んでいた女性1人が行方不明のままだが、現場での発見は不可能と判断、捜索を打ち切った。

 同住宅以外では、台湾全土の死者は2人だけで、犠牲者の約98%がこの建物に集中した。手抜き工事や下層階の所有者が行った壁撤去のリフォームによる「人災」の側面が強い。地震は13日で発生から1週間となり、今後、原因究明と責任追及、被災者への賠償などに焦点が移る。

 頼市長は会見の冒頭、地震の犠牲者に黙とうした。