原発避難「4月中の解除難しい」

南相馬市長、住民から反対相次ぎ

画像 政府が示した避難指示の解除方針について、住民の質問に答える南相馬市の桜井勝延市長=20日、福島県南相馬市小高区

 政府の原子力災害現地対策本部は20日、福島県南相馬市で住民説明会を開き、原発事故で同市の一部に出ている避難指示を4月中に解除したい考えを伝えた。住民からは「時期尚早」など反対意見が相次ぎ、桜井勝延市長は終了後、「4月中の解除は難しいと感じた」と話した。

 桜井市長はさらに、市が解除の条件としている国の除染完了を確認した上で、4月下旬以降に再度、説明会を開くと表明。「それまでには市としての解除時期の考え方を示したい」と述べた。

 この日の説明会には約350人が出席。対策本部は除染が3月までに終了し、生活環境が整備され、4月中の解除が可能と説明した。

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