死亡事故の運転女性に無罪

意識喪失「予見は困難」、福岡

 福岡地裁は26日、男性をはねて死なせたとする自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた福岡県の20代の女性に、無罪判決を言い渡した。女性は車を運転中に病気の影響で意識を失っており、潮海二郎裁判官は「意識喪失の予見は困難だった」と判断した。

 女性は事故後、突然睡眠発作が生じる「特発性過眠症」と診断された。潮海裁判官は判決理由で「体調は事故の約2週間前から悪化していたが、運転開始前に眠気や強い疲労感などの自覚症状があったとは認められない」と指摘。事故直前に自転車で帰宅していることなどから、意識を失う予見は難しかったと判断した。

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