ビキニ被ばく、小塚博さんが死去

第五福竜丸の元乗組員

2016/2/29 18:27 | 2/29 18:31 updated

画像 死去した小塚博さん 1954年の米国のビキニ水爆実験で、被ばくした第五福竜丸の元甲板員小塚博さんが1月26日午後、肺炎のため静岡県御前崎市内の病院で亡くなっていたことが29日、分かった。84歳。葬儀、告別式は既に営まれた。

 54年3月1日、太平洋のビキニ環礁付近で操業中に被ばく。急性の放射線障害にかかり、57年まで船員保険により傷病手当などを受給した。その後、船の乗組員や農業に従事したが、93年にC型肝炎と診断された。

 98年に船員保険の再適用の申請が認められなかったため不服請求。国はその後、被ばく治療の輸血が原因でC型肝炎になったことを認め、初めて再適用を認めた。