東芝、予定額の20%前払い要求

医療子会社売却で交渉相手に

2016/3/2 19:20

 経営再建中の東芝が売却手続きを進めている医療機器子会社「東芝メディカルシステムズ」(栃木県大田原市)の売却条件が2日、分かった。近く実施する2次入札の結果、優先交渉権を与える相手が示した買収予定額の20%を前払いするよう求める。候補は4陣営に絞られており、早ければ来週にも優先交渉をする企業を決める見通しだ。

 交渉が決裂した場合、前払い分を返却しない代わりに株式の20%を譲渡する。東芝は3月末に財務の健全性を示す株主資本比率が2・6%まで落ち込むことから、資金を確実に得るため、この条件を加えたとみられる。