DNAより歯型鑑定有効

震災犠牲者の身元確認 

2016/3/12 19:35

画像 東日本大震災 遺体の身元確認 東日本大震災で亡くなった岩手、宮城、福島3県の犠牲者の身元確認は、歯型鑑定によるものがDNA鑑定の約7倍だったことが12日、警察庁への取材で分かった。震災では家族全員が亡くなったり、家が流されたりしたため、DNAを照合する試料が得られにくかった。大災害に効果を示したことで、各地の歯科医師会などが歯科情報を長期間、安全に保管する取り組みを始めている。

 警察庁の2月末現在の集計によると、3県で身元を確認した遺体は1万5749人。そのうち1万3955人(88・6%)は身体的特徴や所持品が身元確認につながった。歯型による鑑定は1248人(7・9%)だった。