プルトニウム、米に輸送へ

茨城・東海村に船到着

2016/3/21 17:53

画像 茨城県東海村の港に到着した英国の核輸送船「パシフィック・イグレット」=21日午前7時53分 核物質の管理強化を進めるオバマ米政権の方針に沿って日本が米国への返還に合意した研究用プルトニウムなどの核物質を運ぶとみられる英国の輸送船が21日、茨城県東海村にある日本原子力発電の東海港に到着した。

 輸送船は接岸後、クレーンで甲板の扉を開閉するなどの準備作業を進めた。日本原子力研究開発機構(原子力機構)の施設に保管されている核物質を積み込んだ後、近く米国に向けて出航するとみられる。

 プルトニウムは331キロで核兵器40~50発分に相当。冷戦期に英米仏が日本に提供し、高速炉臨界実験装置(FCA)で使われた。