映像見せ自閉症を診断

客観的評価で活用期待

 2分程度の映像を見せることで、成人男性の自閉スペクトラム症を診断できたとの研究成果を23日、福井大などの研究チームが英科学誌電子版に発表した。幼児期に発見できず、大学生や社会人になって日常生活に支障が出るケースもあり、客観的な判別方法として活用が期待できるという。

 自閉スペクトラム症は、自閉症やアスペルガー障害などの統合した呼び方。視線が合わない、会話が続かないといった障害のほか、一つのものに特別な執着を持つことが知られている。幼児期のエピソードや問診を基に医師が診断するが、成人後はうつ病と誤診されることもあり、数値で表せる指標が必要だった。

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