縄文人は煮魚好き?

土器片ほとんどに脂、福井

画像 福井県若狭町の鳥浜貝塚から見つかった縄文時代の土器(若狭歴史博物館提供) 福井県若狭町の鳥浜貝塚で出土した縄文土器片を調べていた英ヨーク大の研究チームは26日までに、土器が少なくとも9千年にわたり、ほとんど魚介類を煮るために使われていたと米アカデミー紀要で発表した。土器片は1万4千年前から5千年前のもので、分析した約8割から魚介類の脂を検出した。

 共同研究者で若狭歴史博物館(福井県小浜市)の鰺本真友美調査員は「魚を煮たものがおいしかったのか、祝宴に必要だったのかは不明だが、北海道でも約1万4千年前の土器で魚を煮ていたことが分かっている。全国で同じような傾向があれば土器拡大の背景を知る手掛かりになる」と話した。

あなたにおすすめ