シャープ、高橋社長が退任へ

業績悪化で引責、交渉めど

画像 シャープの高橋興三社長

 経営再建中のシャープの高橋興三社長(61)が退任する意向を固めたことが29日、分かった。2016年3月期に連結純損益が2年連続の巨額赤字となる見通しとなり、業績悪化の責任を取る。台湾の鴻海精密工業の傘下入りの道筋がほぼ付いたことで、新たなトップに立て直しを委ねる。

 関係者によると、鴻海は外部人材を招くことも含め、高橋氏の後任人事の調整に入った。高橋氏は6月の株主総会をめどに退任。鴻海は買収が決まれば、社長を支える片腕として鴻海の幹部クラスを役員に送り込み、経営に深く関与する。戴正呉副総裁らが有力だ。

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