なぜ君は病に… 　～社会的処方　医師たちの挑戦～

ＳＤＨ 自分事と考えて

第８部　識者に聞く　（５） 県保健福祉部長　海老名英治さん

「なぜジェイソンは…」という問い掛けが繰り返される寓話（ぐうわ）は、孤立や貧困など健康の社会的決定要...

複雑化する課題に対応

第８部　識者に聞く　（４） 元英国家庭医　佐々江龍一郎さん

英国では、社会的処方が全国的な広がりを見せている。家庭医らが患者の健康に影響する社会的決定要因に着目...

伴走型支援 市民も担い手

第８部　識者に聞く　（３） 三重県名張市長　亀井利克さん

三重県名張市は、市の福祉施策の指針を定めた地域福祉計画の最新版で「『社会的処方』による支援機能の充実...

制度化より多職種協働を

第８部　識者に聞く　（２） 東埼玉総合病院医師　中野智紀さん

埼玉県幸手市の東埼玉総合病院に設置された地域ケア拠点「菜のはな」は、福祉や生活モデルを重視し柔軟にケ...

事例重ね確かな仕組みに

第８部　識者に聞く　（１）京大大学院教授　近藤尚己さん

患者や地域住民が抱える貧困や孤立など健康に影響する社会的な要因に着目し、必要な支援機関や地域活動につ...

鍵は地域巡る支援の輪

第７部　支え合う未来へ　（６）まちづくり（下）

淡いブルーの軽乗用車が、地域の貴重な足になる。三重県名張市の外出支援活動。地域の有償ボランティアがハ...

紡ぐ連携、暮らし見守る

第７部　支え合う未来へ　（5）まちづくり（上）

折り紙を折り、貼り合わせる。三重県名張市の市民センターで開かれた高齢者サロン。集中して作業を進める住...

個人に応じたケア実現

第７部　支え合う未来へ　（４）幸手モデル

クリーム色の中高層建築物がいくつも並ぶ埼玉県幸手市の幸手団地。春の日差しが降り注ぐ団地の一角に「３６...

まちの資源、医療が生かす

第７部　支え合う未来へ　（３）地域の力（下）

地域で暮らす住民の力を信じていたからだ。 名古屋市の南医療生協は１９６１年の創立以来、市民と手を携え...

役割創出、生きる原動力

第７部　支え合う未来へ　（２）地域の力（上）

民家が即席の理容室になった。「店主」は川原義博（かわはらよしひろ）さん、７１歳。はさみとくしを器用に...