少し休もう②
自転車を止めハンドルに顔を近づけた。冷たい金属がのぼせて昂揚した頬に気持ちよかった。明日は乗れるよね...
サンデー山口
少し休もう①
秋の夕暮れ、自転車で転んだ。スーパーの前、十メートルばかりの横断歩道を自転車に乗って渡ろうとしたら、...
サンデー山口
アマリリス
2月15日、宅急便が届いた。荷物を受け取りサインをすますと、「アマリリスを育ててみませんか」と青年が...
サンデー山口
イヤリング
顎あたりで切り揃えていた髪を、耳が見えるまで短く切った。 髪がないので顔全部がさらされる。のっぺりと...
サンデー山口
No.211「河原にできた中世の町」
岩波書店文:網野 善彦絵:司 修 これは一人の歴史学者が中世の河原に注目し、なぜそこに町ができ、それ...
サンデー山口
ウインナー
今日は良い天気。空は雲ひとつなく青一色。こんな日は、どこかに出かけたくなる。そうだ、自転車で椹野川の...
サンデー山口
トビイロウンカ
なんということをしてくれるのでしょう! トビイロウンカ! 春先から田起こしをし、苗を育て、田に水を張...
サンデー山口
No.210「ティリーのねがい」
こぐま社作:フェイス・ジェイクス訳:小林 いづみ 人形の家に住むメイド人形のティリーは、料理番人形に...
サンデー山口
線
古本屋で本を買うと、その本に線が引いてあることがある。ああ、この本の前の持ち主は、ここで感動したんだ...
サンデー山口
唇を尖らせて
腹をなめる牛は 牡牛を産む/はらのなかで元気に動くので そういうのだ/なめた毛肌が 波うってみえる/...
サンデー山口
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