久保田紗友主演「弁当屋さんのおもてなし」の追加キャストが発表! 森崎博之、遠藤久美子、錦鯉が出演

久保田紗友が主演を務め、2月25日から4週連続で放送される、HTB北海道テレビ開局55周年記念ドラマ「弁当屋さんのおもてなし」(土曜午前10:40、北海道ローカル。全話放送後にNetflixで配信)の追加キャストが発表され、ドラマのストーリーテラー“くんた”の声を、TEAM NACSの森崎博之が担当することが分かった。さらに、遠藤久美子、錦鯉がゲスト出演することも明かされた。

「弁当屋さんのおもてなし」は、北海道・札幌を舞台にした同名グルメ小説の実写化。傷心のまま札幌に転勤してきた会社員・小鹿千春(久保田)が、路地裏にたたずむ小さな弁当店「くま弁」で、魔法の弁当を作るミステリアスな料理人・大上ユウ(飯島寛騎)と出会う物語。おなかも心も温まる、北海道発のハートウォーミングストーリーだ。いずれも札幌出身の久保田、飯島のほか、TEAM NACSの戸次重幸が出演する。なお、HTBの連続ドラマ制作は、2019年の開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」以来となる。

森崎が声を担当する“くんた”は、ドラマの舞台となる弁当店「くま弁」のマスコットキャラクター。原作にないドラマオリジナルのキャラクターで、北海道の食材や文化について解説しながら、全4話のドラマ全体をナビゲートする役どころだ。1月に行われた撮影では、持ち前の大声とネイティブな発音の北海道弁、知る人ぞ知る名ゼリフなどでスタッフを沸かせたという。

森崎は「HTBの55周年ドラマに参加させていただき、楽しかったです。こんなに楽しくものづくりができているのは、HTBならではと思います。私は物語の鍵を握る、このドラマのすべてといってもいい役ですが、撮影はたったの1時間で、とってもカロリーの少ない仕事でした(笑)。“くんた”の声は、私のまんま。ちょっと演技をしたら、『やっぱりそのままでいいです~』と言われてしまいました(笑)。原作小説のよさが、ドラマによってさらに引き出されたと思います。登場人物も魅力的で、愉快な方たちが集まり、楽しみなドラマです。ぜひご覧ください!」とコメントを寄せた。

遠藤が演じるのは、第3話に登場する「悩める占い師」ことカタリナ。ある悩みから占いができなくなり、休業しようとするカタリナは、ユウが作ったホッケフライ弁当を食べ、味に秘められたある深い思いを知ることに…。遠藤は「監督のカタリナ像が本当に感性豊かで、しっかりと演技を見てくださったので、泣きの芝居も演じ切ることができました。千春さん(久保田)の笑顔が本当にかわいくて、千春さんと優しいユウさん(飯島)に、カタリナは救われました。北海道で温かい雰囲気の現場で撮影できて本当にうれしかったです」と手応えを語った。

第4話にゲスト出演する錦鯉は、癖が強めな来店客という設定。どんな登場の仕方になるのか、注目を集めそうだ。なお、この回の撮影の裏話は2月25日に同局で放送される「錦鯉が行く!のりのり散歩」(午後3:30、北海道ローカル)でも紹介予定。

ドラマの主題歌は、北海道出身のシンガー・ソングライターのFurui Rihoが書き下ろした「Friends」に決定。Furuiは「時は巡り、大人になって、皆それぞれの道を歩きます。昔あったものはなくなったり、誰かをうらやんだり、孤独を感じたり。でもそんな時に、気にかけてくれる友達や家族、大切な人がいること、簡単に忘れてしまいそうなその感情をこのドラマは思い出させてくれるなと感じました。『くま弁』がその思いをつなぐ存在であるように、この曲もそうでありますように」と楽曲に込めた思いを話している。

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