神奈川県警交通捜査課と山手署は20日、道路運送車両法違反(自動車登録番号標の表示義務違反)の疑いで、茅ケ崎市に住む会社員の男性(22)を書類送検した。
書類送検容疑は、1月29日午前2時5分ごろ、横浜市中区豊浦町付近の市道で、前部のナンバープレートを取り外した乗用車を運転した、としている。
署によると、男性は乗用車を運転してドリフトの練習を行っており、丁字路交差点で右折しきれずにガードレールと縁石に衝突する事故を起こした。付近ではドリフトを繰り返す暴走行為が問題になっていたことから県警が取り締まりを強化していて、警察官が事故を目撃していた。
男性は「公道でドリフトをしているところを見付かると警察に捕まるので、ばれないために(ナンバーの取り外しを)やった」と供述しているという。