もうすぐひな祭り─。三浦市三崎の海南神社に、200体以上のひな人形が飾られている。時代も大きさも異なる人形たちが勢ぞろいし、参拝客の目を楽しませている。展示は3月5日まで。
季節感を味わってもらおうと、氏子らが納めた人形を並べて3年目。回を重ねるごとに人形も増え、今年は昨年の2倍以上を本殿前の階段と神楽殿の外の2カ所に展示している。
人形たちは衣装や髪形、動作など多彩だが、いずれも各家庭できれいに手入れされていた。東京から方位よけのため参拝に訪れたという女性は「いいタイミングで来られて幸運だった」と壮観な光景を眺めていた。