自宅に火を放って焼損させたとして神奈川県警鶴見署は22日、現住建造物等放火の疑いで、横浜市鶴見区佃野町、無職の男(36)を逮捕した。署によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、20日午前3時ごろ、木造2階建てアパートの2階部分の自室居室内に火を放ち焼損させた、としている。焼け跡からは妻(36)の遺体が見つかった。
署によると、出火当時、男は「マンションから火が出ている。妻が取り残されている」などと通報していた。
のどの痛みを訴え男は病院に搬送され、「息苦しさで起きたら部屋に煙が充満していた」などと署員に話していたという。22日に退院し、署員が事情聴取したところ、「私がやったことは事実です」と供述したという。男は当時、妻と2人暮らしだった。