フジテレビで本日3月3日放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」（深夜1：05、関東ローカル）は、関西ジャニーズJr.を特集する第1話。Aぇ! groupの仕事現場に密着するほか、Lil かんさい、Boys be、AmBitiousのインタビューを届ける。
正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の6人からなるAぇ! group。昨年行われた関ジャニ∞のスタジアム公演中にサプライズ登場し、会場を大いに沸かせた。そして、2022年夏。勢いに乗るAぇ! groupが次に挑むのは、東京で初の単独コンサート「Summer Paradise 2022」だった。メンバー個人での活動が増え、全員がそろう時間が十分に確保できない中、メンバーはリハーサルを重ねていく。
その日の練習を終えると、末澤は舞台出演のため、終電で東京へ向かう。関西ジャニーズJr.になって13年の末澤は「僕ら、“遅咲き”やと思うんですよ。みんな苦労人やし」と語る。過去には、アイドルを辞めようと考えたこともあったという末澤だが、あるオーディションに参加したことで、転機が訪れたと明かす。
リチャードは、その末澤と同じ09年にジャニーズ事務所に入所した。長年ダンススキルを磨いてきたリチャードが「一緒に練習しよう！」と福本を誘い、今回のコンサートに向けて2人でダンスを特訓することに。難しい振りに直面しながらも、福本は「一番楽しい！」と笑顔を見せ、連日の練習に励んでいく。
また、バンド活動にも注力しているAぇ! group。ギターの練習に取り組む正門が「晶哉、教えてくれへん？」と声をかけると、楽器の経験が豊富な佐野がアドバイスする。インタビューでは、そんな佐野が「バンドをやっている時、一番俺らの色が出ていると思います」と話し始めると、ほかのメンバーたちが自然と集まってくる。
小島は、今回のコンサートで披露するコントの台本作りに取り組み、「“関西の笑い”を東京へ持っていくことには、プレッシャーがありますよ。でも楽しみです」と期待に胸を膨らませる。今回のために彼が考えた演目とは？ 番組では、その練習風景にも密着する。
本番前日の7月22日。Aぇ! groupの面々が、続々と東京の会場へ入る。全員が集まったところでリハーサルが始まるかと思いきや、彼らの楽屋に急いでやって来たスタッフが「ちょっと飲食禁止で…」と言う。正門が発熱し、彼の東京入りがやむなくキャンセルになったのだ。そこでPCR検査を受けていることが伝えられる。
正門の検査結果を待つ中、メンバーとスタッフは緊急ミーティングを行う。残りの5人で出演する場合を想定して、公演の内容を急きょ再調整することに。その一方で、今後の状況次第では、コンサート自体の中止もあり得るという。本来ならリハーサルが始まっているはずの時間に、歌、ダンス、バンド、コントのすべてを5人で分担しな直す。「ここをカットしよう」「いや、絶対しない方がいい」…真っ向から話し合っていく。公演は開催できるのか？ その判断が下されるまで、「後悔は似合わねえ！」と口にしながら、今の自分たちができることに全力を注ぐAぇ! group。予定より5時間遅れで始まったリハーサルの裏側も伝える。
