ソフトボール「ニトリJD.リーグ」太陽誘電ソルフィーユ 今年も高田でホームゲーム 中川市長表敬しPR

 昨年に続き日本女子ソフトボール「ニトリJD.リーグ」のホームゲームを上越市で開く予定の「太陽誘電ソルフィーユ」メンバーらが2月28日、市役所に中川幹太市長を表敬訪問し、支援への感謝と上越ラウンドのPRを行った。

中川市長に上越ラウンドをPRした宇津木副会長や山路監督、中溝主将(右)、西山副主将(左)。左右はチームのマスコットキャラ「ソルフィーちゃん」と上越市PRマスコット「上越忠義隊けんけんず」の謙信くん

 訪れたのは日本ソフトボールリーグ機構の宇津木妙子副会長兼キャプテン(69)や、太陽誘電ソルフィーユの山路典子監督(52)、中溝優生(ゆい)主将(24)、西山しずく副主将(23)と新潟太陽誘電(頸城区)、新潟県、上越市両ソフトボール協会の関係者ら。同リーグ第8節の試合が6月10、11の両日、高田城址公園野球場で行われる。
 宇津木さんは昨年5月の上越ラウンド(2日間4試合)が東日本でトップの観客動員を記録したことを紹介し、「新潟国体前からつながりがあり、さすが上越市と思った。市を挙げて盛り上げてくれ感謝したい」と話した。現在、園児向けに手軽に経験できる「あそボール」を全国的に広めていて、「ぜひ上越市でも」と勧めていた。
 山路監督は昨年は上越で勝利を挙げることができなかったことから、「今年こそ勝った姿を皆さんにお見せし、ソフトボールに興味を持ってもらえれば。交流事業にも貢献したい」と意欲を示した。中溝主将は「たくさんの方から支援をいただき試合ができるので、私たち選手は全力を尽くすのみ。応援してくださる方に興奮と感動を届けられるように精いっぱい頑張りたい」と抱負を話した。
 中川市長は「市民や企業の方々を含めて、できる限り会場に行って応援したい」とバックアップを約束した。

上越市役所に中川市長(右)を表敬訪問し、歓談する宇津木副会長(右から2人目)や山路監督(同4人目)ら

 試合カードは6月10日にホンダ―豊田自動織機(昨季準優勝)、太陽誘電―シオノギ、11日にホンダ―シオノギ、太陽誘電―豊田自動織機。リーグ戦は4月15日に開幕する。

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 ◇太陽誘電ソルフィーユ 創立は1984(昭和59)年。87(同62)年から35年間連続で1部リーグに在籍し、リーグ優勝6回、準優勝5回。JD.リーグ1年目の昨季は東地区で13勝16敗、8チーム中5位。本拠地は群馬県高崎市。セカンドホーム(準本拠地)を上越市とし、昨年はリーグ戦や合宿、教室などを行った。

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