ホセ・バティースタ 古巣ブルージェイズの「球団殿堂入り」が決定

日本時間3月6日、ブルージェイズはホセ・バティースタが球団殿堂に相当する「レベル・オブ・エクセレンス」の新たなメンバーとなることを発表した。セレモニーは日本時間8月13日、本拠地ロジャース・センターでのカブス戦の試合前に行われる。バティースタは「ロジャース・センターを囲む偉大な名前のなかに加わることは非常に光栄で、とてもワクワクしている。カナダは私にとって特別な場所であり、私と家族にとって故郷だ。この名誉を最高のファンとともに祝うのが待ち切れない。夏に会いましょう!」とのコメントを発表している。

現在42歳のバティースタはブルージェイズに10シーズン在籍するなど、メジャーで15年間プレーし、通算1798試合に出場して1496安打、打率.247、344本塁打、975打点、OPS.836を記録。特に全盛期の活躍は凄まじく、2010年に54本塁打、124打点と突如ブレイクすると、翌2011年にも打率.302、43本塁打、103打点、OPS1.055の好成績を残し、自己最高位となるMVP投票3位にランクインした。オールスター・ゲームに6度選出され、シルバースラッガー賞も3度受賞。2015年にレンジャーズとの地区シリーズ第5戦で見せた豪快なバットフリップは語り草となっている。

ブルージェイズのマーク・シャパイロ球団社長は「ホセ・バティースタは22年ぶりのポストシーズン進出を果たしたチームの一員として、ファンの心を捕らえ、ファンの心に火をつけた。彼のフィールド上での功績はチームを押し上げ、間違いなくレベル・オブ・エクセレンスに値している」とのコメントを発表。「8月にブルージェイズのファンと一緒にホセの素晴らしいキャリアを称えられることを誇りに思う」とバティースタにメッセージを送った。

バティースタは「レベル・オブ・エクセレンス」の11人目のメンバーとなる(注:セクハラ問題で球界から追放されたロベルト・アロマーを含めると12人目)。これまでに元選手のジョージ・ベル、ジョー・カーター、カルロス・デルガド、トニー・フェルナンデス、ロイ・ハラデイ、デーブ・スティーブ、元監督のシト・ガストン、元球団幹部のポール・ビーストンとパット・ギリック、元ブロードキャスターのトム・チークが表彰されている。

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