東日本大震災を追い続けた映像作家3作品 横浜シネマリンで順次上映

 横浜シネマリンでは、東日本大震災をテーマとして追い続けてきた映像作家による3作品を上映する。

 宮城県石巻市の大川小学校で犠牲となった児童らの親たちが、惨事の理由と答えを10年にわたって撮り続けた記録「『生きる』大川小学校津波裁判を闘った人たち」(寺田和弘監督)=11~31日上映。

 2011年に鎌倉で「脱原発パレード」を行った女性たちが結成した「イマジン盆踊り部」。日々の生活の中で浮かび上がる思いが歌と踊りになり、人々をつないでいく様子を描く「発酵する民」(平野隆章監督)=11~24日上映。

 福島県飯舘村で酪農をなりわいとした女性たちの決断、苦悩を10年以上にわたって丁寧に記録した「飯舘村べこやの母ちゃん─それぞれの選択」(古居みずえ監督)=18~24日上映。

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