上越市土橋 ウオロクが初進出 全体の敷地面積3万3000平方メートル、大型SC誕生へ (仮称)はれまちSC

 中・下越にスーパーマーケットを展開するウオロク(新潟市)が、上越市土橋の市民プラザ近くに造成される「(仮称)はれまちショッピングセンター(SC)」に進出する。上越地域への出店は初めて。9日、起工式が行われた。

住宅地「はれまち土橋」や市民プラザに隣接する約3万3000平方メートルの敷地にSCが整備される

 店舗面積は同一建物内に出店するドラッグストア「ドラッグトップス土橋店」と合わせて約4500平方メートル。3月中旬に着工し、今秋の開店を目指す。設計は商業施設マネジメント(福島県郡山市)、施工は田中産業(上越市土橋)。
 ウオロクホールディングス(新潟市)の本多伸一社長は「上越市は県内第3の都市。十分な市場性がある。新潟市にある物流センターから高速道路で1時間30分程度で配送できるため、物流は現状で十分対応できる。鮮魚を中心に生鮮食品、総菜などを強く打ち出し、おいしさと安全を市民に届けたい」と話した。

「多くの市民の期待に応えられるよう、準備を進めたい」と話すウオロクホールディングスの本多社長

 SCの事業主体となるJマテ.ランドコム(同市木田2)によると、全体の敷地面積は約3万3000平方メートル。同社などが分譲した住宅地「はれまち土橋」に隣接し、ウオロクやドラッグトップスをはじめ、飲食店や物販店など10店程度で構成する。Jマテ.ランドコムは「住宅地にはすでに100世帯以上が立ち並んでいる。長く地域に利用してもらえるSCにしていきたい」としている。

© 株式会社上越タイムス社