【ベッドの上で5分】自律神経のバランスを整える「朝のストレッチ」おすすめ2つ

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、なかなか起きられない春の朝におすすめのストレッチ。

3月は、まだまだ冬のような寒い日もあれば、ぽかぽか陽気の日もあったりして、寒暖差が激しいですよね。このような季節は、体が気温の変化についていけずに、自律神経が乱れやすくなります。「夜なかなか寝つけなくて、すっきり起きられない…」「日中も眠くてウトウトしてしまう」そんな日も少なくないでしょう。

そんな春先の睡眠状況を改善するには、朝の生活習慣を整えてあげること(=自律神経のバランスを整える)がとても重要になってきます。

まずは、朝スッとベッドから出て、カーテンを開けて朝日を浴びることができたら最高!そこで今回は、起床後の体を活動モードへと切り替えるストレッチを2つ紹介します。

体を活動モードに切り替える! ベッドの上でできる2つのストレッチ

ストレッチ1のやり方

1)仰向けになり、ひざを立てる。両腕を天井方向に持ち上げる。

※ 足は揃えておきます。腕は肩からまっすぐ上に伸ばし、手のひら同士を合わせましょう。腰が反っていると筋肉が緊張してしまうので、「フー」っと息を吐きながら腰は床(ベッドの上)に下ろします。

2)【息を吐きながら】両腕を右側に倒す。

※ 右腕は肩の延長線上、真横に。左腕は手の指先が右ひじの内側あたりにくるように、右側に倒します。上体の向きは変えず、顔のみ左側に向けたら、呼吸を5~10回。首~肩の心地よい伸びを感じたら、反対側も同様におこないます。

ストレッチ2のやり方

1)仰向けになり、ひざを立てる。両ひざを胸に引き寄せる。

※ 呼吸の妨げにならない程度にひざを胸に引き寄せたら、手で抱えます。腰を軽く丸めるような姿勢を取りましょう。ここで呼吸を5~10回。吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でへこませて、内臓を刺激し血流を促します。

2)足の裏を床につける。【息を吸いながら】両腕を頭の先に伸ばす。

※ 手の指先で、遠くの壁を押すように意識しながら縦に伸びます。両足でしっかり床(ベッドの上)をとらえ、上体の伸びをサポートしましょう。呼吸を5~10回ほど繰り返します。

以上、ベッドの上で5分でできるストレッチを紹介しました。

「ここ最近、睡眠リズムが乱れている…」という方は、朝のストレッチを習慣化してみるといいかもしれません。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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