オープン戦20日目 筒香がスタメン出場 2打数1安打1四球を記録

日本時間3月16日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がりを見せ、注目を集めているなか、メジャーリーグはオープン戦20日目を迎えた。レンジャーズはオープン戦好調のロイヤルズと対戦し、3対3の同点で迎えた9回裏にサンディ・レオンのタイムリー二塁打でサヨナラ勝ち。マイナー契約の招待選手としてスプリング・トレーニングに参加しているレンジャーズの筒香嘉智は「6番・一塁」でスタメン出場し、2打数1安打、1四球、2得点を記録してチームの勝利に貢献した。

筒香は2回裏の先頭打者として迎えた第1打席でセンターへのヒットを放ち、捕逸で二塁、敵失で三塁へ進んだあと、ジャスティン・フォスキューのサードゴロの間に先制のホームイン。3回裏二死走者なしで迎えた第2打席はライトフライに倒れたが、6回裏一死走者なしで迎えた第3打席は四球を選んで出塁し、クリント・フレイジャーの四球、フォスキューの四球で三塁まで進んだあと、ジョナサン・オーネラスのセカンドゴロの間に2対2からの勝ち越しのホームを踏んだ。

7回表の守備から交代し、この日は2打数1安打、1四球、2得点の活躍。オープン戦はここまで5試合に出場して13打数5安打、打率.385、1二塁打、1本塁打、5打点、出塁率.429、OPS1.121と好調を維持している。公式サイトによる開幕ロースター予想では、26人の枠から漏れているが、逆転での開幕ロースター入りに向けてアピールを続けていきたいところだ。

試合はレンジャーズが1点をリードした8回表にロイヤルズがジェイク・ミーンズのソロ本塁打で同点とし、3対3のまま9回裏に突入。レンジャーズは先頭打者のフライニエル・チャベスが四球で出塁したあと、ジャックス・ビガーズとトレバー・ハーバーが凡退して二死となったが、レオンがレフトへの二塁打を放ち、チャベスが一気にサヨナラのホームを踏んだ。4対3でレンジャーズがサヨナラ勝ちを収めている。

© MLB Advanced Media, LP.