疲れやすいときにおすすめ!「体側の筋肉」をストレッチ&凝りのセルフチェック術

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

今回のテーマは、“体側の筋肉”の凝りをほぐすストレッチ。

みなさん、日々の生活のなかで次のようなクセはありませんか?

●無意識のうちに、決まった側の肩や腕、手で鞄を持つ
→左右どちらかの体側の筋肉が凝り固まる

●普段から腰が反った姿勢になりがち
→骨盤に歪みが生じて、体側の筋肉に負担がかかる

体側の筋肉は、呼吸への影響も大! その筋肉が凝っていると、呼吸が浅くなり、心身が緊張状態になってリラックスしにくくなる、疲れやすくなる、気持ちが落ち込みやすくなるなどの不調の原因につながることも…。

体側の筋肉の凝り・セルフチェックのやり方

以下の3つの項目に心当たりのある方は、早速体側のストレッチをおこなっていきましょう。

  • 手で脇腹に触れたとき、硬さやつっぱり感がある
  • 体を左右にねじりにくい、または左右差を感じる
  • 体を側屈させにくい、または左右差を感じる

体側の筋肉の凝りをほぐす! ストレッチのやり方

1)あぐらの姿勢で座る。

※ 骨盤を立て、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せましょう。下腹部はリラックスさせます。

2)【息を吸いながら】両腕を頭上に伸ばす。

※ 手のひらは、正面に向けましょう。腕が耳のラインよりも前に倒れないように、姿勢を保ちます。

3)【息を吐きながら】 両腕は平行の状態を保ったまま、上体を左側に倒す。

※ここでも左右の座骨になるべく均等に体重を乗せて、お尻が床から浮かないように。腰が反ったり、背中が丸まったりしないように上体は真横に倒します。

※手の指先を遠くに伸ばすようにすると、体側の伸びがより深まるでしょう。呼吸を5~10回ほど繰り返したら、反対側も同様におこないます。

3の姿勢を保つのがツラい場合は、左手の指先を床に下ろしてもOK。

※ 余裕があれば、ストレッチを2~3回繰り返してもOK。

ポイント

  • 床に座り、骨盤を固定した状態で上体を左右に倒すこと!体側の筋肉をしっかりと伸ばすことができます。
  • 起床後におこなえば、呼吸が深まって血流もUP!

体側のストレッチは、日常生活のなかであまり伸ばすことのない筋肉がほぐれるため、とても気持ちがいいですよ。ぜひ試してみてください。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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