最後だからこそ丁寧に!「退職・異動」のごあいさつマナー

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:「退職」「異動」のごあいさつマナー

いよいよ3月も後半となりました。

退職や異動をされる方、そして見送る方。

次の季節に向け、なにかと慌ただしい時ではありますが、ご縁のあった方へは、丁寧に感謝の気持ちを伝えられるといいですね。

今回は、そんな時に意識したい、退職や異動でのごあいさつのマナーについてお伝えします。

ごあいさつはメール or 直接…どっち?

退職・異動をする人も、見送る人も、直接あいさつができればいいですが、様々な事情でそれがかなわない時もありますよね。

今は、メールでのごあいさつでも問題ないとされています。

その場合は、定型文にならないよう、心のこもったメールを届けられるといいですね。可能であれば、一斉送信よりも個別に送った方が丁寧さが増しますよ

ごあいさつメールのタイミングは?

退職や異動のごあいさつメールは、退職・異動日の数日前に出しましょう。

受けとった側は、当日のお知らせだと驚かれるでしょうし、何かあなたに伝えたいことがあるかもしれません。

見送る側であっても、当日はお相手は忙しく、メールを開く時間がないかもしれませんので、数日前に感謝や労いの言葉を送るようにしましょう。

贈り物はどうする?

基本的には、必ずしもお渡ししなければならないものではありません。

しかし、お世話になった方々へ感謝の気持ちを形にしたい、と思う方も多いと思います。

その場合は、お相手が負担に思わない程度のものを選びましょう。

お相手のことを想って選んだものであれば、どんなものであっても喜んでもらえるはずです!

ただし、目上の方へ贈る場合は、選ぶときに気を付けたいものがあります。前々回のコラム(https://asajikan.jp/article/244517)を参考にしてくださいね。

お返しは必要?

基本的に、退職祝いのお返しは不要とされています。新しい環境での生活が落ち着いたころ、近況を報告できるといいですね。

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今までご縁のあった方は、たとえ退職・異動をしたとしても、今後どのような形でまたご縁が繋がるかわかりません。

最後のご挨拶は、丁寧に、心を込めて行いたいですね。

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

★このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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